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ピンキー with ラビットスクーター タカラトミー ピンキーQ

今回はちょっと番外編(?)でピンキーQの「ピンキー with ラビットスクーター」をお送りします。


ラビットS301表紙


ピンキーQは、Mr.カラーなどでモデラーの方もお馴染みの「GSIクレオス」の発売するフィギュア「ピンキーストリート」シリーズ と、「タカラトミー」の「チョロQ」シリーズのコラボレーションモデルです。
発売は先月末ですが、結構売れている様で既に完売になっている店もありましたが、発売は「タカラトミー」からですので従来のピンキーを扱っていない店でも置いてある様で私もミニカー売り場で手に入れました。


パッケージ   内容物
パッケージとパーツ一覧

ピンキーストリートのシリーズがヒットしているのは知っていましたが、自分で買うのは初めてです。
このシリーズの特徴はフィギュアの構成パーツが顔、髪前、髪後、上半身、下半身などと分割されていて、シリーズ同士で交換しオリジナルにカスタマイズできる事です。
フィギュアの原型製作は「金谷ゆうき」さんという有名な方だそうです。
フィギュアの造形は漫画やアニメの文法を踏襲しながらも、もっと普遍的なラインを狙っている気がします。


フィギュア01 フィギュア02 フィギュア03
フィギュアには左足がライディング用とスタンディング用の2種類付いています。でもバイクに乗るとき半袖は危ないですよお嬢さん(w

スクーターの方は富士重工業のラビットジュニアS301の最終生産型「S301B-IV」です。
通常のチョロバイクに比べると非常に大人しいデフォルメ具合で、目立つのはフィギュアの足形状に合わせてフットボードが少し延長されている位でしょうか。
フィギュアと組み合わせた時に違和感が出ないように適度にディティールを省略されている匙加減がナカナカいい塩梅ですが、ラビットのロゴとマークが省略されてしまっているのは少々寂しいです。
通常のピンキーストリートシリーズではフィギュアに着せ替え様の服の上下が付いている様ですが、今回のピンキーQではスクーターのサイドパネルとハンドルが色違いのものにチェンジできる様になっていて、フィギュアをカスタマイズした場合など服とコーディネイトできる様になっています。
そして「チョロQ」シリーズですので、フリクションモーターが内蔵されておりフィギュアを乗せての走行も可能です。


ゴーグル01   ゴーグル02
ヘルメットとゴーグルも付属しています   ゴーグルを装着してみました
メガネっ娘萌えの人はゴーグルもイケマスカ?

ラビットジュニア「S301」はモペットコレクションの時に紹介したラビットスーパーフロー「S601」より小排気量のモデルですが、後に登場しただけあり、タイヤ径が大きくなるなど改善がされています。
生産数がラビットシリーズ中最多だった事もありますが、今でも愛好者が多く、重要部品のリプロ品なども出回っており、現在ラビットの中でももっとも実動車の多いモデルでは無いでしょうか。


フリクション走行   補助パーツ
フリクションモーターで走行   走行時は補助パーツを取り付けます

「S-82」の後継としてスタートした開発は昭和33年に一次試作車が完成しました。
この車両ではモノコック構造、10インチタイヤ、トルコン、ユニットスイング、空気バネと当時考えられる限りの先端技術が投入されましたが、さすがにコスト、重量などいずれもオーバーで見直しを迫られる事となります。
その結果、昭和35年に完成した二次試作車では構造は車体前半はバックボーンフレーム、後部中央部はモノコック構造、そして後部左右のサイドカバーは分離着脱式の3分割方式となりました。エンジンはS601でも採用されたオイルバス式のチェーンカバー一体型ユニットスイング、サスは前後ともオイルクッションとなり、後部はHK式防振装置が導入されています。
また、二次試作からはデザイナーの佐々木達三氏も参加され、S301のシンプルながらも美しいラインの造形に尽力されたそうです。


s301 01   s301 02

その後、細部の改良を行った三次試作を経て、昭和36年10月に生産型の「S301A」型が発表・発売されました。
搭載されたエンジン「ES36A」は123ccの2サイクル前傾シリンダタイプにてクラストップの7.1ps/5800rpmを発生。これに3速グリップチェンジを組合わせて117kgの車重を90km/hまで引っ張ります。
また、採用された3.50-10のタイヤにより走行性能も大幅に改善されています。


フロント   交換パーツ
大型化されたフラッシャー   交換用ハンドルカバーとサイドカバー

翌年にはS301の輸出仕様としてエンジンを5mmボアアップ、排気量を148cc、出力も7.5ps/5800rpmとした「S402A」型が発売されます。
更に翌年にはフロント・リアキャリア、前後一体型デュアルシート、フロントバンパー、ホワイトタイヤを装備したラビットツーリング125として「S301AT」が追加されます。


s301 03   s301 04

昭和39年にはエンジンを従来のピストンバルブからウェッブタイプのロータリーバルブに変更した「ES36B」を搭載し、新型マフラーと併せて出力を約15%向上させ8ps/6000rpmにアップした「S301B」が発売されます。
外見上の大きな変更点はフロントフラッシャーレンズが角形から楕円形になっています。
また同時に投入されたツーリングタイプには4速ミッションが組合わされて、従来輸出向けだった「S402BT」も国内販売される様になりました。
この年の5月にはラビットシリーズは累計生産50万台を達成し記念式典も催されました。
エンジンの出力が向上した事によりトルコンの搭載も実用的となり、翌昭和40年にはトルコン搭載のラビットスーパーフロー125として「S301BH」が発売となり、S301シリーズのラインアップも一応の完成をみます。


前輪   後輪
フロントサスペンション周り   後輪のフリクションモーター

その後も毎年マイナーチェンジを重ねて行きます。
主な変更点は


 

S301B-II

スピードメーターがハンドル下インパネからハンドル上部に移動
それに伴いハンドルカバーのデザイン変更により、ラビットエンブレムが廃止
バッテリーカバーが樹脂製から金属製に変更

 

S301B-III

シートがブラックレザーに
イグニッションと小物入れのキーが共通のワンキータイプに

 

S301B-IV

フロントフラッシャーの大型化
サイドカバーの空気孔が2本スリットから3本スリットに
サイドカバーの脱着ノブが丸形に
フロントフェンダーのエンブレムが変更
フレームへの各パーツの取り付け構造が簡素化
リヤコンビランプの取り付け位置が変更


ラビットマーク   お下げ無し
フィギュア胸のラビットマーク   お下げとスカーフを取ってみました

そして、昭和43年に富士重工はラビットの生産中止を決定する訳ですが、確かにS601の属する軽二輪は最盛期の1/6以下と大幅に縮小していたのですが、このラビットジュニアも属する原付2種はその前年には2万9千台近く売るなど、まだまだ元気な市場でした。
富士重工にも四輪車に開発力を集約したいなどの社内事情はあったのでしょうが、後の原付スクーターブーム、そして現在のビックスクーターの隆盛をみるとその決定が正しかったのかは疑問の残るところであります。


ピンキーQ
タカラトミー ピンキーQ ピンキー with ラビットスクーター
富士重工業 ラビットジュニアS301B-IV
 
実車スペック
  重量 117Kg
  エンジン 単気筒 2サイクル ロータリーバルブ 123cc
  最高出力 8.0ps/6000rpm
  ミッション段数 3
  サスペンション 前/後: リーディングアーム/トレーリングアーム
  ブレーキ 前/後: ドラム
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【2006/06/05 01:37】 | ミニカー 二輪車 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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