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The fundamental principle

昨日より映画「仮面ライダー THE FIRST」が公開されました。

これは、現在TVで放送中のいわゆる平成ライダーシリーズとは違い漫画版の「仮面ライダー」を下敷きにした原点回帰的な作品です。
私と同じ年代の人間にとって1971年放送開始の最初の仮面ライダーTVシリーズは思い出深い作品だと思います。(もっともこの時期は「帰ってきたウルト ラマン(1971年)」「マジンガーZ(1972年)」などが放送されるなどヒーロ物の黄金期だったわけで、それぞれ思い入れがあるわけですが。(w))

私の場合、この作品の影響はバイク好きという形になって今も生きております。
改造されたフルカウルのスーパーバイク「サイクロン号」に乗って颯爽と現れる仮面ライダーは凄まじいインパクトがあったものです。
死神カメレオンの回で本郷猛役の藤岡弘氏が大阪万博会場跡公園の階段をノースタントでバイクにて駆け上がるシーンなどは覚えていらっしゃる方も多いのでは ないでしょうか。

特に初期の話は東映が労働争議中に撮影スタートとなった為に、お金も無ければ人も居ないという最悪の状況下での製作でした。そのため映像的にはチー プでありますが、スタッフ の熱意と創意工夫がガンガン伝わってくる熱い作品でありました。

ちょっと話が脇道にそれますが、藤岡弘氏が第10話のバイクシーン撮影中に大腿部複雑骨折、全治6ヶ月となり番組を降 板、急遽代役として抜擢された佐々木剛氏は柔道、空手、ボクシングの経験がある動きにも切れがあるスポーツマンです。 が、実はバイクの免許を持っていない事が撮影開始までスタッフに伝わっていませんでした。
その事が分かったあとの現場は大弱り、なんと言っても仮面ライダーはバイクを走らせベルトのタイフーンに風を受け、その力で変身するという設定だっ たのです。ですから素の役者さんがバイクに乗れないのでは変身シーンの撮影ができません。
そこで新に考え出された見所があの変身ポーズです。変身ポーズは当時の子供(つまり私たちです)の遊びに取り入れられて人気は急上昇、カルビーの仮面ライ ダースナックに付いていたライダーカードなどは新聞で取り上げられるほどの社会現象となっていきました。

国内バイク生産台数推移 多分、仮面ライダーに影響されてバイク好きになったのは私だけではないと思います。右のグラフはバイクの国内出荷台数の推移(日本自動車工業会集計 データより)ですが、どのクラスも1982年がピークとなっています。(251cc以上のみ近年の大型バイクブームを受けて回復基調ですが)
この時期こそ仮面ライダーの放送開始から11年、当時小学低学年だったライダー世代がバイクの免許を収得できる様になった時期と見事に一致します。また 1982年にはバイクのフェアリングが正式に認可される様になり、その後やってくるレーサーレプリカブーム時にはライトが2灯になった何処となくサイクロ ン号を想起させる様なデザインが多いのも偶然ではないと思えます。

そして、現在もこの世代はリターンライダーとしてバイクへの強い興味を残しているのです。「三つ子の魂百まで」ならぬ「六つ子の魂百まで」っといっ たところですかね。(w

ちなみに、「仮面ライダー THE FIRST」はレイトショーやモーニングショーのみという映画館も多いですので、観に行く前にかならず上映予定 を確認してから出かけましょう。
私も近々観に行くつもりです。


追記

「仮面ライダー THE FIRST」の写真はここ毎 日新聞の製作発表会の記事がライダー、サイクロン共に分かりやすく写っています。ちなみに今回1号ライダーのサイクロンはホンダ「CBR1000RR」、 2号のサイクロンは「CB1300 SUPER FOUR」がベース車両です。両方とも実車を知っている人にはすぐに分かる程度の手の入れ方ながらサイクロンの雰囲気もちゃんと出て います。

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【2005/11/06 14:22】 | 本と映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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