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ホンダ NS500 '83 #03 1/12 タミヤ -NS&NSR500 その1-

年代によってもそれは異なると思いますが、バイク好きな方なら誰でも「この年のワールドグランプリ(以降、WGP)が一番燃えたよね!」という拘りの年があるのではないでしょうか。
私と同年代の人間にとってはそれは1983年、そうキング・ケニーとファースト・フレディが最後まで激闘を演じたあの年という方も多いのではないかと思います。


NS500


今回からはその一方の主役、タミヤからマスターワークコレクションとして発売された「ホンダ NS500」をご紹介したいと思います。
そして、そこからミニチャンプの「NSR500」に話を繋げたいと思います。
全部で5回から6回程度になると思います。


パッケージ前 パッケージ裏
パッケージ表 パッケージ裏

NS500が参戦した1982年からNSR500でガードナーがWGPタイトルを獲った1987年ごろは、市販車でもヤマハのスーパースポーツ「RZ250」が登場と共に大ヒット、それにホイールやカウルなどに関しての大幅な規制緩和等も重なり、レーシーなスタイルを纏って登場したスズキの「RG250γ」がこれまたヒット、そこから過激な「レーサーレプリカ」が急激に市場シェアを伸ばして行った頃です。
技術的にもレースシーンからフィードバックされたATAC・YPVSなどの排吸気系デバイス、REVなどのバルブ制御、アルミフレーム、ANDF・TRACなどのアンチノーズダイブ機構、リアサスペンションのリンク機構化、片持ちホイールなどなど近代的なメカが続々と登場しメカオタクの心を熱くしました。
こうしたレーサーレプリカ市場の発達は当然レースその物に関して興味をもつユーザー層も急激に拡大させて行きWGPファンの急増に繋がります。


ロゴ 中箱
カッコいいけど撮影しにくい(w 黒地に銀のロゴ 中身を出すとこんな感じ

 
主な2ストレーサーレプリカ発売一覧
ホンダ MVX250-1983年、NS250R-1984年、NS400R-1985年
ヤマハ RZ250-1980年、RZ250R-1983年、RZV500R-1984年、TZR250-1985年
スズキ RG250γ-1983年、RG500γ-1984年(輸出モデル)、RG400γ-1985年
カワサキ KR250-1984年

NS500とNSR500はそんな頃のロードレーサーです。


全体前 全体後

さて、タミヤのマスターワークコレクションですが、タミヤが今まで発売したキットの高品質な完成品販売です。
今までマスターワークのオートバイはモトGP時代になってからのYZR-M1やRC211が中心でしたが、今年の4月に初の市販車「スズキ 隼」を発売、そして今回のNS500の発売と新展開が始まっており、今後も楽しみです。


今回のNS500ですが、1983年のフレディ・スペンサー搭乗マシンのNo.3です。
同時に片山敬済搭乗マシンも発売になっており、どちらを購入するか暫し迷いましたが、やっぱりNS500ならスペンサーだろうとコチラを選択しました。
でも、片山も要所要所でいい活躍してるんですよねぇ。
全体のプロポーションやディティールは元がタミヤのキットですから悪かろう筈がありませんが、あえて書くのなら全長がやや長めでNS500のコンパクトなイメージを若干損なっている様に思えます。


サイド 上面
本物はもっと全体的に寸が詰まった様な感じですが、こっちの方が模型としての見栄えはしますね。

仕上げは全体に丁重でパーツ同士の接合部もなるべく目立たないように処理されています。
唯一フレーム部分がパーティングラインが全く処理されていませんが、カウルの内側なのであまり目立ちません。
塗装も厚過ぎず、薄すぎず各部の質感の塗り分けなどもキチンとされています。


前面 後面
前後から見るとこのマシンのスリムさがよく分かります。

フロントカウル上部の透明スクリーンは今回バキュームパーツが新造されているそうで、シャープで透明度も高く思わず全てのミニチュアの透明パーツがこの出来なら良いのになぁとか思ってしまいました。
ちょっと残念だったのはハヤブサなどと同等のカウルオープン機構がある様にアップデートされるかと期待していたのですが、カウルを外す事は出来ませんでした。
せっかくのV型3気筒が見られないのは勿体ない限りであります。


NS500


細部の写真は次回以降たっぷりと掲載して行きますのでお楽しみに!

【2006/07/30 03:56】 | ミニカー 二輪車 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
カーズ プチトイズ ラナ -その2-

今回は前回からの続きでラナのカーズ、プチトイズです。


カーズTOP02


今作の見所の一つは綺麗な背景です。
今までもピクサー作品は他のCG作品と比べると凝った背景を使用しており、それがキャラクターの存在感を高めるのに一役買っていました。
カーズではラジエーター・スプリングをより魅力的な場所に見せるために今まで以上に背景は緻密度をあげています。


しかし、全てが3DCGという訳ではありません。
遠景などの空気感などは実はCGが比較的苦手とするところでして、遠景はCGにアーチストがフリーハンドで手をいれた物を貼り込んだりしています。
特撮好きな人にはお馴染みのマットペイントと云う奴です。
ビデオとか発売されたら、どこにどんな技法が使われているか分析してみるのも面白いかもしれません。


また、同時上映の「ワンマンバンド」も小品ながらも恐ろしく完成度が高く、お勧めです。


  ライトニング・マックィーン (レースバージョン)
マックイーン03   マックイーン04
このシリーズマックィーンのみ2種類ありまして、こちらはレース中のバージョンです。
マックィーンの口癖は「カッチャウ!」で雷鳴を意識したものだそうです。
実CGのタイヤに「ライトイヤー」とメーカー名が入っていますが、どうせだったらスポンサーステッカーにバズの顔でも欲しかったところです。(w
(と、いってもディズニーとの関係が微妙な時期だったからアチラに権利のあるキャラクターは使えなかったかな?)
 
  メーター
メーター01   メーター02
オンボロ、サビサビのレッカー車だが、気さくな正確でマックィーンと最初に打ち解け、やがて親友に。
自称世界最高のバック走行ドライバー。
モデルとなった車は公開はされていませんが、55~57型のCHEVY3100ピックアップではないかと思います。
流石にこのサイズではサビサビは表現されていませんが、形状は良好で表情も良いと思います。
 
  ドック・ハドソン
ハドソン01   ハドソン02
診療所を開く傍ら、町の判事も務め住民たちの尊敬を集めている。
マックィーンに対しては複雑な感情を抱いている。
彼の過去を偶然知ったことがマックィーンが自身の人生を考えるきっかけとなる。
モデルは51年型ハドソン・ホーネット。
色が明るすぎますが、このサイズだとあんまり暗くてもシェリフと見分けがつかなくので、選択としては良いかもしれません。
(実際のCGではハドソンとシェリフのシャーシは共用です。)
 
  ルイジ
ルイジ01   ルイジ02
タイヤショップを経営しているがちっともお客さんが来ないので悩み。
その人その人にあったタイヤを見立てるのが得意。
同郷であるフェラーリが大好き。
モデルは59年型フィアット500。
全体の形状は優秀ですが、素材の問題か所々抜きの良くない箇所があります。
あと、色も黄色味が強すぎる様です。
 
  グイド
グイド   ルイジ02
ルイジの相棒でイタリア生まれの3輪フォークリフト 。
生りは小さいが動きは素早く、非常に早くタイヤ交換が出来る。
夢はサーキットでピットクルーとして働く事だが、英語は「ピット・スットプ」しか喋れない。
後部の出っ張りが小さいけど、ひょっとするとこの子が一番出来が良いかもしれません。
 
 

キング 

キング01   キング02
ピストン・カップ史上で最多勝利を誇る偉大なチャンピオンだが、驕ることなく努力を続け、チームや家族も重んじる人格者。
声を当てているのは実際にストックカーレースで通算200勝をマーク、7度のチャンピオンに輝いた"The King"、伝説のレーサー「リチャード・ペティ」です。
モデルは70年型のプリマス・スーパーバード。
造形はコクピット部分が平べった過ぎますがスピード感のある感じには仕上がっています。
 
  チック・ヒックス
ヒックス01   ヒックス02
キングの影で万年2位に甘んじてきた中堅レーサー。
車体を平気でぶつけて相手のミスを誘うなどフェアプレイ精神にはやや欠ける。
体中隙間が無いほどスポンサーステッカーを貼っており、中でもメインスポンサーは「hostile takeover Bank」訳すと「敵対買収銀行」ってエライ銀行も有ったモンです。(w
表情がややトロンとしている他は大変良い出来です。
 
  シークレット
シークレットは・・・・
まぁ、自分で引き当てるまで知りたくないという方も多々いらっしゃると思うので
コチラの別ページを設けました。
お手数ですが観られる方は↑をクリックしてください。

ジョン・ラセター氏が久しぶりに監督を務めた事でも話題になった本作ですが、氏はカリフォルニア芸術大学がディズニーと共同で開設したキャラクター・アニメーション課程の第一期生であります。
ちなみに、メーターのナンバー「A113」は同校の教室番号であり、ラセター作品以外にも「アイアン・ジャイアント」「ザ・シンプソンズ」など同校卒業生が深く関わった作品にしばしば登場する番号です。


卒業後、ディズニーに5年間務めた後、同氏はルーカスのILMに参加。そこでCGアニメーションと出会います。
ILMのCGというと最初のスターウォーズ3部作ではワイヤーフレームが時折出てくる程度でしたが、それから何年か後のスタートレック2では惑星の再生シュミレーションシーンで惑星の全景から地表近くまで一気にカメラが寄り、岩だらけの表面に水が湧き、山が形造られ、緑が芽吹き、また全景に戻ると青い星に変わっているというカットが衝撃的でした。
当時私は映画の専門学校に通っていたのですが、学生の間でもあのカットは非常に話題になりました。
(ちなみに、その頃ディズニーはトロンちゅうニセCG映画を公開して、失笑をかっていました。)


その後、ILMのCG部門をスティーブ・ジョブズが買収、ピクサーを設立し、やがて長編CGアニメーションの製作に乗り出すわけですが、その時にパートナーに選んだのが、ラセター経由でつてがあったディズニーという訳です。
そして今度はディズニーがピクサー株を購入し会社の合併となりラセターはディズニーに戻って来た訳ですから人生どう転がるかはわかりません。


マックイーン&メーター


やもするとスローライフ賛歌のように取られがちな本作ですが、 もちろんその様な面も有りますがそれだけではありません。
無論スローライフ的生活はマックィーンが自身を見つめ直すための重要なきっかけの一つではあります。


しかし、むしろより強いメッセージとしては人と人の繋がり(この場合は車と車?)が人生の宝物であり、そこからまた新しい展望が生まれるよという事だと思います。
実際、巡り巡ってまたディズニーに所属する事になったラセター監督も今それを実感しているのではないでしょうか。


マックィーンはラジエーター・スプリングでの生活を忘れる事はないでしょが、サーキットでの生活もまた忘れることが無いのです。

【2006/07/26 03:21】 | ミニカー その他 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
カーズ プチトイズ ラナ -その1-

先週仕事が仕事が忙しくなる前にと思って今話題の映画ディズニー・ピクサーの「カーズ」を観てまいりました。
そんな事で今回と次回はカーズのトイからラナのプチトイズです。


全員集合?


カーズのトイは人気が凄まじくどれも品薄気味との事で、もっと思い入れのある人やお子さんが買えばいいやと見送っていたのですが、行きつけのミニカーショップでシークレットまで含めたフルセット\2,500-(税込)で売っていたので思わず買ってしまいました。
ちなみに、通常は2個入り1パックで\262-(税込)です。


素材はちょっと固めのゴムの様なSBSというもので出来ていて、着色済みです。
プチっていうだけあって、1個3~4cm位の小さな物で、固定台座付です。
私の年代だとこいう物を見ると思わずスーパーカー消しゴムを思い出してしまいますが、あれが確か1個20円くらいでしたから、出来や着色してあること、物価の違い等を考えると非常にお買い得だと思います。


  ライトニング・マックィーン
マックイーン01   マックイーン02
新進気鋭のレーサーで史上初の新人ピストン・カップチャンピオンを狙っている。
一匹狼を気取っていたが、ラジエーター・スプリングスに迷い込んだ事により・・・
特定のモデルとなった実車は存在しないそうですが、あえて探せばダッチ・バイパー辺りでしょうか。
素材的に艶を出すのは難しいと思うのですが、結構頑張っていますし、細かいディティールなど出来は良いです。
 
  サリー・カレラ
サリー01   サリー02
元々都会で弁護士をしていたが、ラジエーター・スプリングスが気に入り移り住み、現在は宿を営みながら街の活性化活動に勤しんでいる。
モデルは2002年型のポルシェ911。
残念ながらこのシリーズの中では一番出来が悪いと思います。特にフロント周りの形状がポルシェ?って感じです。
 
  シェリフ
シェリフ01   シェリフ02
町の平和を守る保安官。
だけどもやや調子が悪いのか飛ばすとバックファイヤ多し。
そのバックファイヤの音をマックィーンが勘違いしたのが事件の始まり。
モデルは49年型マーキュリー・ポリス・クルーザーです。
後部の形状が今ひとつな気がします。
 
  フィルモア
フィルモア01   フィルモア02
健康マニアなヒッピー。
朝の目覚ましはジミヘン。自作のオーガニック燃料を販売している。
モデルは60年型のワーゲン・アーリーバス。
形状も秀逸ですし、全身のペイントも適度な省略で良い感じです。
 
  ラモーン
ラモーン01   ラモーン02
ハイドロサス搭載で車高は自由自在。
カスタムとペイントの店を開いているが、お客が来ないので、毎日の様に自分のボディをいじったりリペイントしたりしている。
モデルは59年型シボレー・インパラ。
ボディ上面が角ばり過ぎなせいか全体が少し厚めに見えます。
 
  フロー
フロー01   フロー02
住民が集う「V8カフェ」というレストランを営業するラモーンの奥さん。
元売れっ子のショーガールだったが、ラモーンに一目ぼれして町に留まった。
モデルは50年代のショーカーとの事。
造形はいい感じですが、流石にこのサイズと素材ではピンストライプを入れるのは無理があります。
 
  サージ
サージ01   サージ02
生真面目な退役軍人。
だらしなく見えるフィルモアにクドクドと説教を垂れるのが趣味だが、決して仲は悪くない。
モデルは42年型ウィリス・アーミー・ジープ。
ちょっと縦長な感じですが、全体の造形、ディティール共に優秀です。

映画の方は非常に面白かったです。特に車好きな人にはお勧めです。
ただ、今までのピクサー映画と比べると対象年齢はやや高めでしょうか。
まぁ、小さい子も乗り物好きな子は多いですから喜んで見るでしょうけど、中盤がちょっと飽きそうな気がします。
例えばドックとマックイーンの競争シーン辺りでもうちょっと見せ場があった方が対象年齢が広がったと思います。


それと、ピクサーの今までの映画ですと、トイから見た人間世界、モンスターから見た人間社会など違う視点から見た面白さが有ったと思うのですが、今作では完全に人間を車に置換えてしまっている為にそういった面白さは薄いです。
それならそれで、車社会の面白さが演出されていれば良いのですが、尺的にそこまでは手が回らなかった感じです。


と、注文したい部分も部分も多々ありますが、全体としては非常に面白く、点数を付けると75点位になると思います。
次回は残りのキャラクター紹介ですが、ちょっと忙し気味なので更新は火曜日か水曜の夜になってしまうと思います。

【2006/07/22 02:57】 | ミニカー その他 | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
写真に動感をつけてみました

前回「R8Gその5」の時のTOP写真は当然止まっているミニカーの写真に動感を付け加えてみました。
今回はその手順について説明したいと思います。


R8Gレーシング02

ホイール固定   前回の時にちょっと書いた様にこのモデルはセルフステアが強力なので、まずはホイールハウスに詰め物をして前輪を切った状態で固定します。
 
元写真   そうして撮った元の写真がコチラです。
 
窓ブラックアウト   このままではコクピットに誰も居ないのがモロバレですのでグラスエリアの明るさをぐっと落とします。
1/18ですと素体人形等を座らせておいて、それを元にドライバーのシルエットを造って行くという手もあります。
ついでに目立つ埃も消しておきます。
 
タイヤ01   前後のタイヤに放射状ボカシの回転をかけます。
ホントは正面から撮ったタイヤの画像を別に撮っておいてそれにエフェクト掛けた後に変形させて貼り込んだ方が良いんですけど、手抜きです。
 
タイヤ02   タイヤの部分だけ元の画像に合成します。
コレを後輪にも適用します。
 
範囲選択   次に車体のみを切り出します。
本来でしたら精密に切り出すところですが、今回は割と派手にエフェクトをかけて境界がボケますので、時間節約の為に結構大雑把に切り出してしまいます。
※キチンと切り出していたらそれだけで1時間くらいかかりますし。
 
切り出し01   切り出し02
切り離した車体と背景です。ここからは別々にエフェクトをかけます。
 
ノイズ付加   背景のエフェクトをハッキリとさせる為に背景にノイズを乗せます。
ノイズはグレースケールでガウス分布にしました。
ノイズをもっと抑え目に乗せるとアスファルトっぽく見えなくもありません。
 
移動ボカシ01   背景の流れる感じを出すために移動ボカシを掛けます。
その際の角度は車体の方向とは微妙にずらします。
 
合成01   元の画像に乗せてみるとこんな感じになります。
ここまでの処理でもそこそこ動いている感じは出ていますが、見た目のインパクト重視で更に作業はエスカレートして行きます。
それに影の方向の関係でもの凄い勢いでバックしている様にも見えなくないですし。(w
     
チャンネルマスク01   車体ボカシ01
次に車体に移動ボカシを掛けますが、車体前部から後部にかけてのエフェクト量を調整するために左上から右下にかけてのグラデーションを持ったマスクを製作しそれを適用します。
移動の方向は車体の向きに沿った方向に設定します。
 
マスク02   車体ボカシ02
次に横方向にぶれるボケを付加しますが、今度はより濃淡のハッキリしたマスクを作成し、前部と後部のエフェクトの掛かり方により大きな差をつけます。
 
合成   最後に元の画像をベースにエフェクトをかけた背景と車体を乗せて完成です。
こういった作業をする場合、ある程度慣れないと大変ですが、予め作業手順をイメージしておく事が重要です。
 
完成画像
ココまでで30~40分といったところです。
作業状態をいちいち残しておくほどマメじゃないので、今回は画像を予め800×600に縮小しておいて作業をし直したものです。
おかげで少しエフェクトの掛かり具合が少し違いますが。^^;;

私はこういったレタッチ関連はほぼ自己流なんで(と、いうかMac版Photoshop1.0が出たときには参考になる様な本もなにもなかっただけですが)もっと効率の良い方法等あるかもしれません。どなたかそんな方法をご存知でしたら教えていただけると非常に助かります。
また、なにかご質問があればコメント欄にお願いします
但し、申し訳ないのですが現在仕事の関係で留守にしがちなのでタイミングに依っては返答させていただくまで何日かいただく場合もございますので、ご了承ください。
【2006/07/19 01:07】 | ミニカー 写真撮影 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
ゴルディーニカップ -R8G その5-

今回はいよいよルノー8ゴルディーニ編の最終回です。 


R8Gレーシング


R8Gは完成後すぐに国際ラリーなどに投入され、ツールドコルスやスパ24時間などのビックレースで勝利を上げています。
同時代のライバルは前回の話も登場した「ミニ・クーパーS」と「ポルシェ911」という強豪です。
1967年のヨーロピアン・ラリー・チャンピオンシップではBMC5勝、ポルシェ5勝に続きルノーが2勝をあげて3位に食い込んでいます。
特にミニは排気量的にも同クラスという事もあり、これを意識して排気量をアップさせたのは前回書いた通りです。


その後は同じゴルディーニエンジンを搭載した「アルピーヌA110」の活躍もあり国際ラリーシーンではR8Gは目立った活躍をみせませんが、フランス国内では新人レーサーの登竜門としてR8Gによる世界初のワンメイクレース「ゴルディーニ・カップ」が盛り上がりをみせました。


R8GR前   R8GR後

ゴルディーニカップは正式名称「クープ・ナショナル・ルノー8ゴルディーニ」といい、フランスの自動車専門誌「モテゥール」が新人レーサーの育成を目的としてルノーの協力を得て主催しました。(その他、ダンロップ、エルフ、青少年スポーツ省などが後援)
ゴルディーニカップはフランス国内を10個のブロックに分けて予選を行い、予選での成績により年1回開催される全国統一最終戦に出場でき「ナショナル・ゴルディーニ・カップ」を目指して競い合いました。
ゴルディーニカップは総合的なドライビングテクニックの向上を目指していたために、サーキットによるレース形式だけでなくラリー形式の山岳ステージなども取り入れられました。


コクピット   エンジンルーム

ワンメイクによるイコールコンデションに加えて、国内を細かくブロック化、あまり大幅な手を入れることを規制したレギュレーションなどによりゴルディーニカップはあまり資金力の無い若手レーサーにも参加しやすく、かつ純粋に腕の差が競えるレースとなりました。
ゴルディーニカップの出身でルノー5ターボでの活躍で有名な「ジャン・ラニョッティ」はルノースポールのページにてこんな言葉を残しています。


「このルノー8ゴルディーニは運転を学ぶのに最高の車だ。なんたって操作が難しいからね。つまるところ、こいつをはじめからうまく扱いこなせる奴は、できるドライバーってわけさ。」


そして、目的は達成され、後にアルピーヌA110でWRC初代タイトルを獲得した「ジャン-リュック・テリエ」「ベルナール・ダルニッシュ」、ドライバー兼エンジニアとしてルノーF1の勝利に貢献した「ジャン-ピエール・ジャブイユ」マトラ、タイレル、リジェなどで活躍した「ジャン-ピエール・ジャリエ」などなど数々の名ドライバーを世に送り出しました。
その精神は今もクリオカップやフォーミュラルノーなどに受け継がれています。
ゴルディーニカップ出身のレーサーやそれを応援したフランスの人々にとって、ルノー8ゴルディーニは何時までも忘れられない名車の一台でしょう。


R8GR01   R8GR02

さて、今回使用したモデルですが、「1/18 ソリド レーシングコレクション ルノー8ゴルディーニ レーシング #71」です。
実車は1968年のモロッコラリーに出走し、見事優勝しております。
実は今回の第一回目を掲載した時点ではこのモデルをまだ持っていませんでした。
2回目を書いていた辺りで、会社近くのショップに入荷し5回目(つまりこの回)に使用する写真で悩んでいた事もあり速攻で購入してきました。
なんちゅうか、まるで狙われたかの如くのタイミングで入荷してきて、また今月予定に無かった買い物をしてしまいました。(w


R8GRオープン01   R8GRオープン02

ギミックは左右のドア開閉と後部ボンネット開閉、そしてその内部のエンジンが簡単にですが再現されています。
前輪はハンドルと連動して曲げる事ができますが、セルフステアが強すぎて曲げた状態で飾る事はできません。
1/18のダイキャストモデルとしては安めの4,000円前後の価格帯のモデルという事もあり、塗装やディティールなどはそれ程凝った物ではありませんが、基本的なプロポーションなどは良好です。
総合的にはコストパフォーマンスの良いミニカーではないでしょうか。


R8GR03   R8GR04

と、いったところで5回に渡りお届け致しましたルノー8ゴルディーニ編終了でございます。
次は何にしましょうかねぇ。実はこれを書いている時点ではまだ決めてなかったりするんですが・・・


R8GR05






1977年、3リッター自然吸気のDFVエンジンが大勢を占める当時のF1にルノー・スポールは1.5リッターのV6ターボチャージャー付きエンジンで挑みました。
ルノー・スポールにおけるターボエンジンの開発推進にもゴルディーニが一役買っており、そのエンジンにはゴルディーニの名前も刻まれていますた。ルノーによるこの配慮は彼をとても喜ばせたという事です。
ルノーがターボチャージャー付きエンジンとしてF1史上初めての勝利を上げたのは1979年7月1日のフランスGPでの事です。
しかし、その約1ヶ月前の5月25日にアメデー・ゴルディーニは天に召された後でした。




【2006/07/16 02:43】 | ミニカー フランス車 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ルノー8ゴルディーニ -R8Gその4-

と、云う事で4回目でやっと本題です。
前回ご紹介のルノー8のホットバージョンにあたるのが「ルノー8 ゴルディーニ」です。


r8gとミニ


先代であるドフィンにもゴルディーニの名前を冠したドフィン・ゴルディーニがあり、この車がルノーとゴルディーニの契約に基づく車の第一号でした。
そのドフィン・ゴルディーニがドフィンのスポーティーバージョンとの位置付けだったのに対してR8ゴルディーニは競技車両のベースとしての活用も視野に入れていたのが大きく違うところです。


それはドフィン・ゴルディーニが当初予想もしていなかったほどラリーなどで活躍した事がきっかけでした。
前回ノーマルのR8をサニーやカローラに例えましたが、位置づけはやや異なりますが、R8 ゴルディーニはフランス人にとっての箱スカGT-Rと言えなくもないんじゃないでしょうか。 (ちょっと違いますが他にいい例えが思い浮かびませんでした。)


r8g01   r8g02

1964年に登場した最初の「ルノー8 ゴルディーニ 1100 (1134)」は外観的にはヘッドライトが一回り大型化した他はベースとなったR8マジョールと殆ど変わりがありません。
しかし、その内面は大きく変更されており、なかでも最大の違いはエンジンの魔術師といわれたゴルディーニによって魔法をかけられたエンジンです。
当初ゴルディーニはエンジンのDOHC化を希望していましたが、ルノー側の都合でそれは叶わずエンジン形式はOHVのままです。
しかし、OHVながらもヘッドを半球状に改め、ツインチョークキャブレターの採用など吸排気系を徹底的に見直した結果ノーマルの倍近い95HP/6500rpm(SAE表示)の出力を搾り出す事に成功しています。


r8g蟲?   r8gライン
フォグランプが増設されたマスク。クリアー部品が黄色という事もあり、親父顔というよりも王蟲顔に見えます。   ボディに走る2本のホワイトラインは実車では標準で2本のテープが付属しており、好みによって貼付ける様になっています。

ブレーキもサーボ付きに改められ、ディスクの厚みも増して出力の増強に応じた強化がされています。
ステアリングもロックtoロックで3.75回転だったものが3.25回転にまでクイック化されています。
足回りは車高が3cm落とされ、リアアクスルにダンパーが追加されていますが、それ程固めたセッティングではなく、日常ユースにも十分対応できる性格を与えられています。
また、前後の重量配分を少しでも是正する為でしょうか、標準版が後ろにしか燃料タンクが無いのに大して、R8GではFF車ならラジエータのある車体先端部にも燃料タンクを装備し、コクピット内のコックで前後を切り替える事ができます。
結果、車重は725kgから795kgに増えましたが大幅に性能アップしたエンジン性能に助けられ最高速は「170km/h」まで伸びています。


r8gホイール   r8ホイール
左がixoのモデルのホイール、おそらくレーシングモデル風にカスタマイズされた車体を参考にしてしまったものと思われます。
右がソリドのホイール。形状的にはコチラの方が近いですが、オールメッキはやり過ぎです。

その2年後1966年に登場したのが「ルノー8ゴルディーニ 1300 (1135)」です。
外観上の大きな違いはヘッドライドにプラスして2基の大型フォグランプ標準で装備されている点です。
排気量の拡大のほか、ギアボックも4速から5速に改められています。
エンジンを1108ccから1250ccに拡大したのは、当時国際ラリーなどで同クラスとなるミニ・クーパーSへの対抗上でした。


スペアタイヤ   口
スペアタイヤはご覧の通りフロントのオーバーハング部分に搭載されています。
一見するとフランス車にしては取り出しにくい位置にあると思いますが、実はナンバプレートの辺りがマリオネットの口のようにパッかと前に開き取り出せます。

その結果、車重「698kg」、最高出力「77HP/6000rpm」、最大トルク「11.0mkg/3000rpm」のミニ1275Sに対して、R8Gは車重「855kg」、最大出力「88HP/6750rpm」、最大トルク「10.7mkg/5000rpm」となっています。
その結果メーカー公表値でミニの0-400m「18.2秒」最高速度「157km/h」に対して、0-400m「16.9秒」最高速度「175km/h」とそれを上回る性能をR8Gは獲得しています。


FFとRR、車格を目いっぱい小さくしたミニと余裕有るサイズのR8G、同時代の傑作大衆車同士ですが島国のイギリスと大陸のフランスそれぞれの事情と国民性が見事に反映され対照的な二台となっています。
この尽く対照的な2台が同じステージで競い合ったのは非常に面白いシーンでしたでしょうね。
なお、R8Gは1970年に後継の「ルノー12 ゴルディーニ」にバトンタッチされるまでにR8G1100が「2626台」、R8G1300が「8981台」が生産されました。


r8g03


さて、いよいよ次回はR8ゴルディーニ編の最終回、R8Gと当時のフランスコンペティションシーンについてです。


r8ゴルディーニ
ixo 1/48 ロードカー(クラシック) CLC027
ルノー8 ゴルディーニ 1300 (ブルー)
 
実車スペック
  大きさ 3995×1490×1350mm
  ホイールベース 2270mm
  重量 855kg
  エンジン 水冷直列4気筒OHV 1255cc
  最高出力 103HP/6750rpm
  最大トルク 11.9kgm/5000rpm
  駆動形式 RR5速
  サスペンション 前/後: ダブルウィッシュボーン/スウィングアクセル セミトレーリングアーム
  ブレーキ 前/後: ディスク サーボ付
【2006/07/13 01:19】 | ミニカー フランス車 | トラックバック(1) | コメント(2) | page top↑
ルノー 8 マジョール 1/48 ソリド -R8Gその3-

今回は「R8G」の元になった「ルノー8(ユイット)」についてです。


r8&r8g


ルノー8は「ルノー5CV・ドフィン」の後継機として開発された大衆車で、1962年6月の発表・発売です。
同時期に発売された「シムカ1000」と共にフランスの大衆車の主流を「シトロエン2CV」「ルノー4CV」などのクラスから一つ上のクラスに引き上げた傑作大衆車の一つで、日本で言えば初代の「サニー」と「カローラ」に位置付け的には近いでしょうか。


r8前   r8後
ソリドの1/48 ルノー8マジョール

基本的なメカニズムはドフィンから継承されていますが、ドフィンが丸みのあるデザインだったのとは対照的に内部容積を優先した四角いボディとなって居住性や使い勝手を向上させています。
しかし、ただ単に四角いだけでなくボンネット中央を絞っていたりなどプレスラインは細かい部分で意外と凝っていて、それがR8になんともいえぬ味のある表情を加味しています。


シムカ1000前   シムカ1000後
ライバルのシムカ1000LS、ノレブ製の1/18
アバルトバージョンの1150ではダミーグリルが大きくなってヤンチャな顔付きになっています。
  コチラもRRなので、当然エンジンは後部に搭載しています。
方向性など非常に似かよった2台です。

エンジンは同系のOHVエンジンですが排気量を845ccから956ccにアップ、5ベアリングタイプとする事で出力を26.5HP/4250rpmから40HP/5200rpmへと大幅に向上させ、最高速度も108km/hから125km/hに向上、高速巡航性能をアップさせています。(出力はいずれもDIN)


50~60年代の小型大衆車にRR方式が多いのはVW-Type1、つまりビートルの影響が大ですが、1959年にはミニが、そして1961年にはルノー4が登場し成功を収めた事により小型車の主流がFF方式に移行し始めます。
しかし、技術的、生産設備的にこなれたRR方式を採用する車もまだ多くR8ではドフィンからRR方式を引き継ぎ採用しました。
機械的な面で特筆すべきところは、リッタークラスの大衆車では世界で始めて四輪ディスクブレーキを採用し、向上した出力にふさわしいストッピングパワーが与えられています。


r803   r804
眉毛繋がりの親父顔ですが、愛嬌あるでしょ?   横から見ると弁当箱スタイルが歴然ですね。

後輪懸架はドフィンと変わらずスウィングアクセルですが、トラニオンをピポットとする形式からトレーリングアームで前後ロケーションする方式に改められています。
ギアボックスは当初ドフィンと同じ3段フルシンクロか4段でしたが、64年から4段フロシンクロが標準、3段電磁操作の自動変速機もオプションで用意される様になりました。


写真のミニカーは1964年に登場した「R8 マジョール」で装備等の変更により車重が725kgから760kgに増えたものの、排気量も1108ccに拡大し出力を50ps/4600rpmにアップした結果、最高速も134km/hまで伸びています。
最初のR8Gはこのマジョール版の1108ccエンジンを元にして開発されています。


r805   r806

その他にも1966年に登場した前後のオーバーハングを205mm延長し荷室容量アップを図った「ルノー 10」、ノーマルのR8とゴルディーニの中間くらいの性格を狙った1968年に登場の「ルノー 8S」(53HP/5300rpm)などが系列車としてはあります。


RRの大衆車もこの頃になると常用域ではRR特有の癖を押さえ込む事に成功しており、フランス車特有の心地よいシートなども相まって街乗りも長距離も楽々とこなすR8は当時のリッター級サルーンでは最高との評価が現代でもされています。


r807


写真のモデルはフランスの老舗メーカー、ソリド製1/48のモデルです。
仕上げや細部は荒い部分も有りますが、お値段も安めですし、やや細めですがプロポーションも良好なモデルです。
ソリドの1/48はノスタルジックさやチープさともまた違った不思議な味がありますね。1/18のシリーズなどはまた違った感じなので、これはこの様にディレクションされているのだと思います。


次回は、4回目にしてようやく本題に入り「R8ゴルディーニ」についてです。


R8マジョール
ソリド 1/48 No.45101
ルノー8 マジョール1100 (ブルーグレー)
 
実車スペック
  大きさ 3995×1490×1410mm
  ホイールベース 2270mm
  重量 760kg
  エンジン 水冷直列4気筒OHV 1108cc
  最高出力 46HP/4600rpm
  最大トルク 8.5kgm/2800rpm
  駆動形式 RR4速
  サスペンション 前/後: ダブルウィッシュボーン/スウィングアクセル セミトレーリングアーム
  ブレーキ 前/後: ディスク
【2006/07/10 02:57】 | ミニカー フランス車 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
R8G以前のアメデー・ゴルディーニ -R8Gその2-

R8ゴルディーニのゴルディーニとは、レーシングドライバー、チューナー、コンストラクターとしてフランスのコンペティションシーンに名を残す「アメデー(イタリア語読みではアメディオ)・ゴルディーニ」その人の名前です。
ゴルディーニは「エンジンの魔術師」と呼ばれた程の名エンジニアでした。まずはゴルディーニの足跡を辿ってみましょう。


r8g_s5


ゴルディーニはイタリアのボローニャ地方の町バッツァーノで1899年に生まれと言いますので、エンツォ・フェラーリと地理的、年齢的にも近い事になります。
父を早くに無くした彼は幼い頃から修理工場などで働き、第一次大戦時にはイタリア歩兵隊に従軍しています。
復員後、彼はフィアットやイソッタ・フラスキーニの代理店で働きつつ地元のエンスージアストのツーリングカーやレーシングカーのチューンを手がけエンジニアとしての第一歩を記します。


1925年に突如としてフランスのパリに移り住んだ彼は、イソッタ・フラスキーニのセールスをしながら、1年後自らのファクトリーを開きます。


ゴルディーニ   モノポスト
左側がゴルディーニ、トレードマークのシガレットをくわえています。   1955年製作の2.5Lモノポスト、タイプ32

1930年頃からは自ら手がけたマシンを駆ってレースに参加、1934年にはフィアット・バリッラ・スポルトでボルドール24時間を制覇、翌35年には参加7レース中5レースに勝利し注目を集めます。
この勝利に喜んだのはゴルディーニの周囲だけでなく、フランスでフィアット車をノックダウン生産・販売していた「シムカ」も同様で、以降シムカはゴルディーニに援助を行う様なります。そして、ゴルディーニもその援助に応えシムカ8(バリッラ1100)やシムカ5(トポリーノ)をベースにしたマシンでモンテカルロでクラス2位、ル・マンでクラスウィン、ボルドールでクラスウィンなどで目覚ましい成績を残しました。


当時のシムカはフランス版フィアットですので、パッケージングは優れていましたが、流石にスポーツカー的な見方では機械的には特に秀でた部分は無い(劣った部分も無いですが)大衆車でしたので、レース向きとは言いかねる車でした。
これらの車をベースとして優秀な成績を残したゴルディーニに対して「魔術師(ル・ソルシェル)」の愛称が、当時の著名なジャーナリスト「シャルル・ファール」から贈られました。
また、この頃フィアットのダンテ・ジアコーサとも知り合い、以降ボディ面などでアドバイスを受ける様になります。


シムカ5 前   シムカ5 後
こちらシムカ5のノーマル版(ブルム製1/48)、ご覧の通りフィアット500まんまです。ホントはオリジナル形状のバンパーが付くんですがこのモデルでは省略されています。
また、補機類はフランス製に置き換えられています。

第二次世界大戦が始まり、レース活動は中断されたものの彼は自身のレーシングカーを温存する事に成功し、1945年に終戦後初めてフランス国内で開催されたレース「ロベール・ブノア杯」を見事に優勝で飾ります。
1946年にはシムカと共同で「エクィップ・シムカ・ゴルディーニ」を設立し、シムカから人的な援助や、設備なども提供される事となります。
その後、すでに旧型化していたシムカ8の部品やエンジンを使用したモノポスト「1GC」も活躍し、このチームの技術力の高さをアピールします。
1949年には新たに作成した1.5Lユニットが大活躍、1950年のモンテカルロでは2つのクラスウィンと女性チームがクープ・ド。ダム(女性賞)を獲得するなどゴルディーニのチームは当時のフランストップへと成長し、若い優秀なドライバーも次々と輩出して行きます。


ホイール   シムカ5&R8G
この辺がシムカです。(w   シムカ5は1936~40年で6.5万台というヒットとなりました。

しかし、シムカとゴルディーニはレース活動に関する方針についての意見の相違から1952年に協力関係を解消する事となります。
シムカからはその後も資金の援助は続いたもののゴルディーニの資金繰りは徐々に苦しくなっていきます。
そんなゴルディーニの元にはフランス全土のエンスージャスト達から100フラン紙幣の同封された手紙が届いたり、政府からは長年の功績を称えられ「レジオン・ドヌール勲章」を叙勲されたりしています。


R8G正面   R8G後

資金不足から国際的なビックレースでの勝利からは遠ざかったものの各地のマイナーレースにも積極的に参加を続け勝星を挙げ続けていたゴルディーニですが、1955年にル・マンで起った大事故が(ジャガーを避けようとしたオースチン・ヒーレーにメルセデスが激突、観客・スタッフ82名が死亡した)元になってレース開催が次々と中止となったり、若手レーサーの離反(エンジンにコストをかけすぎ十分な報酬が払えなかった)、フォードフランスとのDOHCエンジン共同開発の中止などが相次ぎ、運営面で危機的状況に陥ってしまいました。


戦後1945年から57年の13年間に参加したレースは400あまり、最盛期には週に2つのレースをこなし、時にはフェラーリの行く手を塞ぐなど輝かしい歴史を築き上げたチーム・ゴルディーニも1957年6月23日、自身の誕生日にチームを解散し、その歴史を閉じました。そしてルノーとのエンジン開発提携の契約をしたのです。
しかし、ゴルディーニにとってそれは終わりでなく新たなる伝説の始まりだったのです。


ゴルディーニロゴ

【2006/07/08 01:08】 | ミニカー フランス車 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
ルノー 8 ゴルディーニ 1/48 ixo -その1-

今回は流麗な車体を持つミウラから一転して典型的な弁当箱型ボディを持つ「ルノー8 ゴルディーニ 1300(以下、R8G)」です。


r8g01

なお、今回から1車種につき話の長さに応じて2~6回程度に分割しようかと思います。
今までは後からの検索性を考えて少々長くなっても1回にまとめてましたが、Blogという特性上、あんまり長くても読んで貰えないよなぁと反省した次第であります。(大体、書いている本人だって他所を見て回っているときに、あんまり長いエントリだと後回しにする事がありますしね。)
そんな訳で今回はのっけから全5回に分割の予定です。


パッケージ   台座
パッケージ   台座

今回のモデルはR8Gのミニカーとしては現在一番入手し易いと思われるixoモデルス製1/48です。
R8Gはフランスでは非常に人気の高いクルマですので、過去色々なメーカー(ミニチャンプ、ソリド、ディンキー、ノレブ他多数)からミニカーが発売されていますが、私の知る範囲ではどれも一長一短があり決定版といえるモデルは無い様に思えます。(まだ集め始めて日の浅い私の事ですから知らないモデルも多々あるとは思いますが。)
もっともそれもリアル方向への話であり、R8の四角いながらも愛嬌のある顔などを雰囲気良く再現したモデルは多々あります。


r8g02   r8g02

ixoのモデルも全体の雰囲気は悪く無いのですが、やや車高が低くく実車に比べるとペッタリとしている様に見えます。
しかし見ようによっては精悍な雰囲気と言えなくもないのでミニカーのデフォルメとしてはこれはこれで正しいのかもしれません。
細かい点ではヘッドライトが全てイエローレンズになっていますが、色無しレンズにイエローバルブが標準なのでこのスケールではむしろシルバーに見えた方が良いかと思います。
また、ホイールは完全にデザインが間違っています。本物は排気口付きのディッシュタイプでこれはおシャレ過ぎてしまっています。
あとはいつものixo仕様ではありますが、塗装が厚すぎて細かいディティールがつぶれ気味なのが残念ではあります。


ixoはモデル化する車種も良く、値段も比較的手頃なのでもう少し細かい部分が改善されるとグンと評価が上がると思うのですが。
あっ、それとたまに入荷予定リストの段階で車名が間違っているのはホント勘弁願いたいですね。
 「おぉ○○○だ!予約入れておこう~♪」
 「届いたけど、これ△△△だ・・・・◯| ̄|_」
 ↑こういう事ありません? 複数の店舗で同じ間違いが起きているので代理店かメーカーの段階で間違えてるんだと思うのですが。


r8g04

そんなこんなで「R8G」の1回目は終わりです。
2回目は魔術師と呼ばれた男「アメデー・ゴルディーニ」についての予定です。

【2006/07/06 03:05】 | ミニカー フランス車 | トラックバック(1) | コメント(6) | page top↑
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